「BtoCの商品であり、BtoBでもある」。パロマが5年ぶりにリニューアルした給湯器エコジョーズ「BRIGHTS(ブライツ)」のこだわりは?
1470号(2021/08/23発行)7面
パロマ(愛知県名古屋市)は給湯器エコジョーズ「BRIGHTS(ブライツ)」を、昨冬5年ぶりにリニューアルした。CMも放映し、現在第3世代の発売を強化している。「BtoCの商品であり、BtoBでもある」と語るのは、営業企画部温水商品企画グループマネージャー、田浦哲夫氏だ。エンドユーザーの使いやすさだけではなく、事業者の施工しやすさを重視した戦略を取材した。
【リポート/編集部 後藤梓】
ブラケットの孔をフラスコ形状に、3キロ軽量
同商品は、事業者が取り扱いやすいよう「ラク施工」と打ち出し、3つのこだわりに考慮してリニューアルをした。
1つ目はスムーズに作業ができる配管にしたこと。ドレン排出位置は右から左に移動し、他メーカーと同じ位置に。電源リモコンコードの取り出し口の開閉も、以前はドライバーが必要だったがツマミを押すだけでできるようになった。
2つ目は取り付けしやすいブラケットにしたこと。孔の大きさが約4.8倍になっただけではなく、丸型からフラスコ形状に。給湯器は両手で持つと、ネジの位置が目視しにくい。だが孔が変わったことにより正面からネジにはめこむのではなく、壁につけ下に落とすように引っかけられるようになった。

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