Lips(京都府長岡京市・年商1億5000万円)は、元々は下請けだったが、6年前から元請け業を本格化。エンドユーザーにとって無名の存在だったところから、現在は近隣からの引き合いが月60件に及ぶ。「地元ファースト宣言」を謳い、車で15分以内を商圏に狭めた結果だ。販促は、近隣への6000枚のポスティングのみ。売り込みではなく、生活に関するあらゆる困りごとに応えるスタンスで、地域シェアを5%まで拡大した。小さな修繕から水まわり、外壁塗装など平均単価は30万円、粗利率は3割を確保する。
ライオンのイメージで知名度獲得(ウェブサイト掲載画像)
「ライオンホーム」の屋号やイラストも、知名度獲得に貢献。営業車や足場の広告などに載せることで、自然と覚えられるようになった。「ライオンにとくに意味はないですが、名前も覚えやすく、ライオンの絵をよく見かけるといわれます」と、田村昌史社長は話す。

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