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半年で2000万円リノベ5棟受注のアルティザン建築工房、断熱性能訴えるモデルハウス戦略とは?

半年で2000万円リノベ5棟受注のアルティザン建築工房、断熱性能訴えるモデルハウス戦略とは?

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築43年の戸建てで断熱性能伝える

断熱リフォームに強いアルティザン建築工房(北海道札幌市)の2021年7月期のリフォーム売上高は、前期比26%増の5億7000万円になった。増収理由は、断熱性能を体感できるモデルハウスの開設が功を奏したことにある。2年前はOB宅で週に1度の完成見学会を行っていたが、コロナ禍で接触を避けるために開催を見合わせていた。そこで同社が始めたのは、自社でモデルハウスを持つことだ。

これまで3棟のモデルハウスを手がけてきた同社。それぞれ半年間は月2回ほど見学会を開催し、その後に売却して投資額を回収する。昨年10月、築43年の2階建て住宅を改修したモデルハウスは、現場見学会に35組が訪れた。結果、2000万円クラスのリノベーションを5棟受注。冬場は時にマイナスに至る外気温に対して、内部はエアコン一台で1階から2階まで22度ほどを保つ。これが来場者に感動を与えたことが理由だ。

見学会では、用意したマニュアルで断熱性能をきっちり説明

見学会では、用意したマニュアルで断熱性能をきっちり説明。UA値などの性能を可視化することで消費者の理解を仰ぐ

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