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松代建設工業、古民家リフォームは部屋数減らして広々ダイニングに

松代建設工業、古民家リフォームは部屋数減らして広々ダイニングに

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松代建設工業(長野県長野市)は、リフォームの施工事例コンテストで入賞実績があるプランニングに強い会社だ。2019年にはLIXILメンバーズコンテスト2019で地域特別賞を獲得。大型リフォームが強みで単価は2000万円になる物件も。特に地元の古民家改修に強みを持つ。

広々としたリビングダイニングが重要
2部屋を1つにまとめるケースも

プランニングを成功に導くコツは設計の体制。顧客との窓口になる営業が得たヒアリング情報を元に設計士と、さまざまな視点から最適な設計を探る。同社の設計士は2人、外部にも協力設計士がいる。例えば、入賞作品である「おばあちゃんの家を住み継ぐ。子育て世代家族のリノベーション」も満足度が高かった事例。

おばあちゃんの家を住み継ぐ。
子育て世代家族のリノベーション

ポイント(1)「柱を生かす空間」

柱を生かす空間

二つの柱の間にダイニングテーブルを造作することで生活もしやすく、デザイン性も良い

ポイント(2)「両親が泊まれるスペース」

両親が泊まれるスペース

部屋の一カ所に高さを付け、ロールスクリーンを設置。必要に応じてリビングに宿泊スペースを設けられるようにした。施主は子育て世代のため、段差は子供のおもちゃなどが収納できるようになっている

もうひとつのポイントは広々とした空間を作ることだ。先の事例では、2間の和室を1つの大きなリビングダイニング空間にしたところ、非常に喜ばれた。また、施主の両親が年に数回泊まりに来るというヒアリングを元に宿泊スペースも設けた。「施主様のご両親が、子育てのお手伝いのためにお宅へいらっしゃるため、寝泊まりがしやすい空間を希望されていました」と黒岩卓郎課長。

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