リフォーム経営の鉄則 「現場調査」編
現場調査はどのようにすればミスなくなるのか。またどうすれば施主の満足度が上がるのかを、内装と外装別でまとめた。
【まとめ/編集部・高田遥介】
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ポイント① 詳細なチェックシートを作ろう
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ポイント② 写真は撮りすぎるくらいが重要
【内装編】
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【外装編】
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ポイント③ マナー向上で満足度向上
ポイント① 詳細なチェックシートを作ろう
チェックシート作りは、調査の確認漏れやヒアリング不足を防ぐのはもちろん、確認箇所の勉強や住宅の造りを知ることにもつながる。リフォームの入口とも言えるまさに根幹だ。
1-1 チェック項目を詳しく分ける
成功するリフォーム会社になりたいなら、現場調査には必ず詳細なチェックシートを持っていくべきだ。
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- 外壁塗装33項目、屋根塗装22項目、劣化補修15項目
- 劣化補修の場合、「換気扇雨水の侵入」「開口部サッシ上部の亀裂」「屋根瓦およびカラーベストの損傷」
- ミズノライフクリエイト(大阪府大阪市)
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- キッチンの現調シートには現状の間口、高さなどを入力するスペース
- その下に希望のキッチンの間口、高さなどを記録するスペース
- シンク、コンロ、窓、ワークトップ、水栓の種類など計23のチェック項目
- ナックプランニング(埼玉県戸田市)
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- 給湯機の項目には「熱源は?」「(ガスの場合)ガス種」「年式」「交換要否」「ガスメーターの場合号数」
- 浴室現状の項目には「現在の仕上げ状況」「腐食具合」「浴室出入口の床状況(プカプカ・しっかりしている等)」
- 設置階や搬入経路、駐車場などの項目など、全12項目
- リフォームワン(長野県上田市)の山﨑昇社長は「TOTOリモデルクラブの会員と作り上げた独自のシートを開発しました。いろんな人のチェックが入っているので、内容はとてもマニアック」と語る。
ポイント② 写真は撮りすぎるくらいが重要
現場撮影の際に気を付けたいのが取り忘れ、さまざまな角度からの確認だ。撮り忘れ、確認漏れでもう1度施主宅に向かうことだけは避けたいところ。ここからは、内装と外装別にどこに気を付けるべきか、取り忘れ防止策を紹介しよう。
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