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大阪のアートリフォーム、未開の四国エリアをM&Aでスピード展開

大阪のアートリフォーム、未開の四国エリアをM&Aでスピード展開

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アートリフォーム(大阪府吹田市)は今年8月に四国四県でリフォーム事業を手掛ける日積工業(香川県坂出市)を買収した。

年商5億円、40人の会社を子会社化

日積工業とのM&Aは2021年8月19日付で成約した日積工業とのM&Aは2021年8月19日付で成約した。左が大本哲也社長、右が日積工業の川井茂社長

M&Aに至った理由は2つだ。1つは四国エリアの拡大。同社は以前より、全国へのエリア拡大を進めていた。大阪を地盤とし、兵庫、京都、滋賀、奈良エリアなどの近畿で拡大。さらに東京や神奈川、愛知などのエリアにも出店して、22もの拠点を出してきた。しかし、九州・中四国エリアは福岡店のみとまだまだ拠点が少ない状況だった。

自力での出店もできたが、四国エリアを開拓する上で体制やノウハウを持っている企業をM&Aすることができれば、早期に事業を成長させられると考えた。日積工業は40人の社員がいて、リフォーム売り上げは年間5億円ある会社。四国の各県に拠点もある。自力でこの体制を整えるとしたらどれくらいかかるだろうか。「自社で、今の日積工業の売り上げまで持っていこうと考えたら5年から10年かかると思います。お客様との関係を築いていくのも10年、20年かかると思います」(大本哲也社長)

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