「北関東1位目指す」45歳社長が売却決断
年商50億→400億円企業に、「人口減」見据え先手打つ
地場有力ビルダー同士のM&Aも進む。茨城県中心に年750棟の新築を手がけるノーブルホーム(水戸市・年商182億円、以下ノーブル)は、今年2月に丸和住宅など6社を傘下に持つマルワホールディングス(栃木県栃木市・年商50億円、以下マルワ)の全株式を取得した。
M&Aの目的と期待される効果
狙いは事業拡大だ。ノーブルの新築棟数は750棟、マルワは150棟で足すと900棟。これを1000棟に拡大し、群馬県も併せて北関東ナンバーワンの棟数としていくことが目標だ。
リフォームは、マルワの売り上げは前期比125%の5億2000万円、ノーブルも112%増となる5億2000万円で、リフォームだけで10億円超えの規模になる。マルワはとちぎリフォームというリノベに強い会社が傘下にあり、そのノウハウを共有できることがノーブルの福井英治社長の決断を後押しした。3年後には連結決算で年商400億円を目標に掲げる。
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