2022年、リフォーム業界ではさまざまな出来事が相次いだ。本紙ではとくに注目を集めたニュースやトレンドを番付表にまとめた。なかでもリフォーム事業者に大きな影響を与えたのが、建材の高騰や資材の入荷遅延だった。
大手メーカー値上げラッシュ
リフォーム業界にとって、2022年は建材価格の高騰に悩まされた1年だった。大手メーカー20社が相次ぎ値上げを発表。LIXIL(東京都品川区)はトイレ、ユニットバス、キッチンなど水回り住設を中心に、2度の価格改定に踏み切った。背景には物流コストや原材料費の高騰があった。
「自然災害やサプライチェーンのひっ迫など、世界的に外部環境が厳しい状況下で、企業努力だけで対応するのは困難です」と同社広報は苦しい胸の内を明かした。
TOTO(福岡県北九州市)も10月1日から値上げを実施。原油価格の高騰による樹脂や化学製品の原価の値上がり、物流費の高騰を理由として挙げた。
この2社にとどまらず、大手メーカーが軒並み値上げを発表したことでリフォーム事業者は対応に追われる1年に。

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