「Home&nico(ホームアンドニコ)」の屋号で、新築やリフォームを手がける安井建設(愛知県江南市)。4月8日に「築40年の家一軒まるごとリフォームモデルハウス」をグランドオープンした。同社は新築・リフォームともに耐震に力を入れている。
断熱材、デザインの変化も見せる
起振機を導入
古さを残した部屋。構造や断熱材を実際に見せながら説明できる
同社の前期年商は19億円、うちリフォーム売上は5億円。これまで新築が多かったが少しずつリフォームの受注件数を増やしている。大規模改修の大型案件が多く、1年で30棟ほど手がけた。
新しいモデルハウスの大きな特徴は、断熱性を高め、中古住宅でも耐震性能のある家に再生可能だと伝えることだ。リフォームの前後を見せるために、元のデザインを残した部屋もある。壁面の一部は、断熱材や耐震改修の構造が見えるようになっている。
モデルハウスをオープンする理由を「大規模リフォームの受注件数を増やしたいから。でもそれは新築の件数がこれから減ってくるからというより、もともと耐震リフォームに力を入れてきたから」だと安井浩一社長は語る。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1660号(2025/08/11発行)25面
-
1660号(2025/08/11発行)9面
-
1660号(2025/08/11発行)2面
-
1660号(2025/08/11発行)1面
-
1660号(2025/08/11発行)4面