nat(東京都港区)は6月1日、幅広い顧客ニーズに対応するため、空間を高精度で計測するアプリ「Scanat(スキャナット)」をメジャーアップデートした。これにより、現場調査や現場に関わるコミュニケーションの効率が大幅に向上した。
空間を高精度で計測するアプリ「Scanat」
同製品は、iPhoneやiPadでスキャンするだけでmm単位の計測ができるiOSアプリ。簡単な操作で、屋外や屋内などの空間を高精度に記録可能だ。2022年1月末のリリース以降、中小工務店から大手上場企業まで幅広く利用されている。
今回のアップデートでは、3Dモデルを間取り図面に自動で変換する機能、撮影した3Dモデルから図面を作成する「CAD図面作成代行サービス」、3Dモデル内で計測した寸法・面積・メモをCSVに出力する機能などを追加。
また、ユーザーからのフィードバックを元に、アプリ操作案内を充実させたほか、3Dモデル情報の入力機能、3D・俯瞰・内見の3つから選択できる閲覧モード、管理者権限と使用者権限のアカウントを設定できるID一元管理(法人プランのみ)などもリリースした。
同社は今後も、建設・不動産業をはじめ、空間づくりに携わる利用者の声を反映させ、サービスの改善・機能の開発に取り組む。

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