Have Some Fun!(福岡県春日市)が開発した「me-mori(メモリ)」は引っ越しできる柱のキズ。竣工時、施主へのプレゼント等の用途で採用されている。
住宅会社の竣工祝いに
デザインや置き場所を選べる身長計
近年は子どもの身長の記録をつけるため、柱にキズを刻むという日本の風習が減少しつつある。同商品は、キズをつけることを目的につくられた木製の身長計。素材は九州産ヒノキなどの国産材を利用しており、賃貸住宅や柱が隠されてしまっている住宅であっても、身長を刻み思い出を残すことができる。
社名や日付の焼印加工もでき、オリジナルの商品をつくることが可能だ。同社の筒井美由紀氏は「子どもの成長と、家で過ごした思い出を刻んでほしいです。竣工時にプレゼントすることで、工務店さんやリフォーム会社さんのイメージアップにつながると思います」と話す。
設置方法は、壁に専用のフックを固定し掛けるのみ。簡単に取り外しができるため、住居の移動に合わせて、思い出とともに持ち運ぶことができる。
「家族の思いを1本に詰めることができます。あえて子どもらしいデザインにしていないので、家族の集まる場所に飾りやすいと思います。家の歴史とともに2世代、3世代で使ってほしいです」(筒井氏)
バリエーションは、全30種。目盛りのみ入ったシンプルなものから、イラストの入ったものなど幅広く用意している。サイズは縦1950ミリ、横130〜160ミリ、厚さ25ミリ。
価格は税別1万2000円〜。
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