7月19、20日、リフォーム産業新聞社主催のプロ向けイベント「リフォーム産業フェア2023」が開催され、有力企業の社長や幹部らによる経営セミナーが実施された。今号からセミナーのダイジェストを紹介していく。第1弾は光テック(高知県高知市)の夕部美子取締役のセミナーだ。
現調でコンセプトを
「TDYリモデルスマイル作品コンテスト2022 家族の想いを動かすリモデル部門」審査員奨励賞など5つの賞を受賞した
夕部取締役は2000年から毎年コンテストに挑戦し、24年連続入賞している。コンテストの受賞歴は通算130以上を誇る。豊富な実績を支えるのは、「ひとさじリッチ」なデザインリフォーム。これはシンプルなものに「ひとさじ」を加えて空間を素敵にするというものだ。
「TDYリモデルスマイル作品コンテスト2022家族の想いを動かすリモデル部門」審査員奨励賞など5つの賞を受賞した「ストウブのお鍋からはじまる私の水まわりリモデル」では、キッチン周辺はあまり予算をかけずに吊り戸棚を撤去してダウンライトを埋め込み、キッチンパネルにタイルを貼ってストウブの鍋が並ぶ棚を取り付けた。ダイニングとデスクワークの仕切りに目隠しのニッチを作製し、リビングがすっきりとした空間に。ストウブの鍋の色や雰囲気に合うタイルや壁紙、デザイナーズ照明「レ・クリント」の「ブーケ」で「ひとさじ」のデザインを加えた。「現調時に周りを見渡してコンセプトを必ず見つけています。この時はキッチンの隅っこにコレクションされていたストウブのお鍋を見て、この子達をリフォームの主役にしようと思いました」(夕部取締役)
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