注文住宅・分譲住宅の施工販売やリフォーム、不動産事業などを手掛ける平和住宅建設(京都府宇治市)は、リフォーム売上高対前年比117%となる4億1000万円を売り上げた。
増収の要因は主に3つ。1つ目はOBフォローだ。現在OB客はリフォームで約5500件、新築で約1500件を抱える。同社ではホームカウンセラーと呼ばれるアフターメンテナンス専門の女性スタッフ3人が年に1回以上、OB訪問を実施している。1人あたり月約80件を訪問し、OBとのつながりを強化している。
リフォーム売上:4億1000万円
伸び率(対前年比):117%
昨年SNS専属スタッフを採用し、SNSの運用に注力する
2つ目はホームページやSNSなどのウェブ集客の強化だ。ホームページは昨年夏にリニューアルし、施工品質の高さなど自社の強みを打ち出した。これまでホームページ経由でリフォームの問い合わせはあまりなかったが、リニューアル後、月2〜3件の問い合わせを獲得するようになった。また、昨年SNS専属スタッフを採用し、SNSの運用にも注力している。例えばインスタグラムの場合、リフォーム用のアカウントではビフォーアフターの施工事例を主に投稿しており、設計ポイントの説明にこだわる。外部の業者と連携して投稿内容の制作や分析を行い、投稿内容のブラッシュアップをしている。現在、ウェブ経由の問い合わせは年間約30件。今後はSNS広告などを活用しながら年間150~200件の獲得を目指す。
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