本紙はマンション専有部のリフォーム売上高が大きい企業をランキング化した。1位は住友不動産グループ(東京都新宿区)で、売上高は223億7000万円。2位には、ヤマダホールディングス(群馬県高崎市)が205億円で初ランクインした。
ヤマダHDは2位
1位の住友不動産は前回に続きトップを維持。売上は約11%増となった。2位のヤマダホールディングスは今年初回答し、205億円ということが判明した。
ニッカホームグループ(愛知県名古屋市)は、順位を1つ落として3位。12%の増収で102億円だった。同社は「ニッカ不動産」を展開し、買取再販と中古+リフォームを担っている。これは、中古住宅購入時のリフォーム需要が考えられるからだ。
同様に12位のナサホーム(大阪府大阪市)、21位のホームテック(東京都多摩市)、25位のOKUTA(埼玉県さいたま市)も、リフォーム専業店でありながら中古住宅の仲介に力を入れている。
ナサホームは今年、WAKUWAKU(東京都目黒区)が展開する中古+リフォームを行うFC事業「リノベ不動産」に加盟した。
中古物件を買ってリフォーム、販売する買取再販事業者も去年に続き強い。8位のバウテックグループ(神奈川県横浜市)は約34%増収の49億4000万円。前回12位から順位を4つ上げた。バウテックグループは、買取再販を行うマイプレイス(東京都中央区)のグループ会社。設計施工を手掛けている。
また、10位の大京穴吹不動産(東京都渋谷区)や11位のインテリックス空間設計(東京都目黒区)、15位のリノステージ(東京都文京区)も、全て増収だった。
中でも24位のフジホーム(東京都中央区)はは、約230%増の22億1000万円だった。同社は、買取再販事業を行うムゲンエステート(東京都千代田区)の関連会社。
さらに、大手ハウスメーカー系も業績を伸ばしている。9位のミサワホームグループ(東京都新宿区)は、約15%増の48億1000万円。14位のパナソニック ホームズ(大阪府豊中市)も約7%増の44億円、23位の住友林業グループ(東京都千代田区)も29%増の23億1000万円だった。
資材、建材高騰で平均単価が上がった影響からか、上位企業の売上高も増加傾向にある。今後もその傾向は続きそうだ。
この記事の関連キーワード : OKUTA インテリックス空間設計 スペシャル トップニュース ナサホーム ニッカホームグループ バウテックグループ パナソニック ホームズ フジホーム ホームテック マンションリフォーム売上ランキング ミサワホームグループ ヤマダホールディングス リノステージ 住友不動産グループ 住友林業グループ 大京穴吹不動産

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1659号(2025/08/04発行)3面
-
1659号(2025/08/04発行)6面
-
1659号(2025/08/04発行)6面
-
1655号(2025/07/07発行)3面
-
1659号(2025/08/04発行)5面