新築やリフォーム、不動産事業を手掛ける阿部建設(愛知県名古屋市)はマンションリノベーションを強化中だ。モデルハウス「徳川町の家」を活用して魅力を発信している。
新規を取り入れる工夫
通り部屋の写真。引き戸が2枚あり、部屋を仕切ることも可能だ (写真(1))
通り部屋に面した壁は、すべて壁面収納にすることでスペースを確保した(写真(2))
阿部建設はマンションのリノベーションを強化している。現在のリノベ売上は2億3000万円。今期は2億5000万円を見込んでいる。
リノベを伸ばすための戦略がモデルハウスの活用だ。リノベ検討者に来てもらい、魅力を体感してもらう。
マンションリノベーションモデルハウス「徳川町の家」は当時築38年の3LDKを1LDKに改修した。新しい顧客を取り入れるため、今まで同社であまり取り入れることのなかった木材や商材を使用したこと。同社のデザインの特徴は北欧と和だが、今回はその要素を少し少なくした。例えば、木材はタモやオークを使用したこと。また、取っ手や壁に真鍮を使用したこと。

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