本紙は、リフォームを手掛ける事業者を8つの業種別に分け、それぞれ売上高の高い順にランキング化した。8業種とは、総合リフォーム店、ビルダー・工務店、不動産・デベロッパー・ゼネコン、専門工事店、ガス、ハウスメーカー、小売、賃貸を指す。
総合リフォーム1位はニッカ
売上高19%増の543億円
積水ハウスがハウスメーカー1位
単価アップで前年比6%増
ビルダー、小売、ガスなど、さまざまな業種が参入するリフォーム業界。リフォーム市場規模は全体で6.2兆円(当社発行『住宅リフォーム市場データブック2024』より)とされるなか、最大となる44%を占めたのは、専門である総合リフォーム店だ。
そのなかでトップに輝いたのはニッカホーム(愛知県名古屋市)だった。売上高は543億8000万円で、伸び率は前年比19%。過去1年、群馬県や富山県初となるショールームをオープンするなど、全国規模で出店を加速させ、店舗数は96店舗に増加した。テレビCMやYouTubeなどを通じ認知度を拡大させてきている。
新築主体の事業者も、ストック事業を強化することで売上を伸ばしている。ビルダー・工務店部門1位は飯田グループホールディングス(東京都武蔵野市)で、伸び率は12%だった。ハウスメーカーの積水ハウスグループ(大阪府大阪市)も6%増となった。同グループは2025年度までの中期経営計画のなかで、家族構成やライフスタイルの変化に伴う全面改装の提案を強化すると発表。自社OB向けリフォームの単価アップに乗り出している。
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