政府は女性活躍推進法を施行するなどして、女性の社会進出を進めている。そこで、リフォーム業界で働く正社員の女性比率を本紙が調査。その結果、リフォーム業界全体で、約36%ということがわかった。国内全体、産業別で見れば高い数字だが、4割にも満たない現状が明らかになった。
平均より8.7ポイント上回る
出産後が課題
暖喜が開設した託児所
このアンケートは、毎年弊紙で行う住宅リフォーム売上ランキングの質問内で行ったもの。リフォーム事業者に対して、社員数と女性社員の人数を回答してもらった。有効回答社数は348社。
その結果、女性正社員の割合は35.6%だった。厚生労働省が毎年発表する「雇用均等基本調査」の最新データ(2022年度版)によれば、全正社員・正職員に占める女性の割合は26.9%。全産業の女性比率よりも約9ポイント高い結果となった。
リフォーム業界では女性目線でのリフォーム提案を推進したい経営者が多いため、女性の営業マンやプランナーが少なくない。

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