残暑が年々厳しさを増すなか、現場作 業での熱中症対策や現地調査に貢献度の高い商品を紹介する。
クローズアップ建材 便利!! 現場アイテム
9月に入っても残暑が続き、建築系の現場作業は過酷な環境が続いている。作業者の安全を確保するためにも、作業効率を高めるツールの導入を検討してほしい。
例えば、アスベスト調査や雨漏りなど異常箇所の発見をいち早く行うものが挙げられる。赤外線を使って異常箇所を瞬時に特定できる機器が、軽量かつ比較的安価に購入できることもあり、建設現場ではそれらを積極的に導入することが必須だろう。
また、作業者が熱中症などで健康を害するリスクを回避すべく、空調服の着用や水分の補給、首元を冷やすといった暑さ対策も重要だ。熱中症の場合、自覚症状が出た段階ではすでに重症化しているとも言われる。そのため、現場に立つ前からリスクを通知するツールや、吸汗性が高く熱のこもらない作業着の着用も欠かせない。亜熱帯化する一方の環境下で、命を守るツールとともに今後を乗り切っていきたい。
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