大和ハウスグループ(大阪府大阪市)のリフォーム会社ナサホーム(同)は、2025年3月期の売上高が前期比8%増となる98億円を超える見込みとなった。江川貴志社長は、東京や大阪市南部をはじめとする新たな商圏での開拓や、グループシナジーを背景に挙げる。
東京と大阪南部への出店が後押し
ナサホーム南青山店(左)と大阪天王寺店。ともに住設を置かず、広めの商談スペースを設けた
同社は大阪や兵庫、奈良などの関西圏、愛知県名古屋市を中心に、水回りや外壁塗装、増改築など幅広くリフォーム事業を手掛けている。この1月に開業したばかりの2店舗を含めて、総店舗数は35だ。うち総合リフォーム店の「ナサホーム」が14店舗、水回り中心の「みずらぼ」が19店舗、外装専門のボランタリーチェーン「ガイソー」が2店舗。3つのブランドを合わせて前期のリフォーム売上高は90億7000万円。今期は100億円近くまで売上高を伸ばす見込みだ。

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