リペア事業大手のレイオンコンサルティング(東京都中央区・橋口昌弘社長)はリフォーム会社向けのアフター代行サービスをこのほど開始した。
「レイオンアフターメンテプログラム」と名付けた同サービスは、住宅リフォームを行った顧客への定期訪問や不具合の確認、メンテナンス、相談対応を同社がアウトソーシングするもの。ハウスメーカーやディベロッパーなどの代行で行ってきた約1万件の点検実績を基に、新サービスを構築した。OB客への連絡から訪問日程の調整、検査、報告まで一貫して行うので、アフター点検に関しての一切の業務を一任できる。
加盟店のマーク
点検の結果は、実際の訪問先とリフォーム会社に報告する。また、万が一何らかの施工上の不具合や是正箇所が見られた場合は、リフォーム会社にその内容を取り次ぐほか、有料になるがレイオンコンサルティングに手直し工事の依頼も可能だ。リフォーム会社にとってみると、第3者の目線で客観的に施工の点検を行うことが可能になる上、新たなリフォーム需要の掘り起こしにもつながる。もし、点検の際にリフォームの依頼が発生した際は、依頼先にそれをフィードバックする。
価格は日程調整から、訪問点検、点検結果報告まで含めて1回あたり1万5000円。同社では今後、年間30社の加盟、300件の受注を目指す。

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