角栄ホームズ、子どもが楽しめる出店を増やす

埼玉・千葉を拠点に水回りや外装のリフォーム、ガス機器の交換を手掛ける角栄ホームズ（東京都渋谷区）。同社の霞ヶ関営業所では、将来のリフォームの見込み客となる若年層を集客するために、イベント内容を変えたところ、30～40代の層の来場が増加した。

イベント内容を見直し3000人来場

輪投げやスーパーボールすくいなど

角栄まつりを楽しむ来場者たち

年商12.2億円

同社はガス事業を手掛ける角栄ガス（東京都渋谷区）のグループ会社。1987年設立以来、ガス顧客を中心にリフォームサービスを提供してきた。

同社の2024年5月期の売上高は12億2000万円。工事件数は6000件、1件あたりの工事平均単価は20万円だ。主なリフォームは水回り、外装、ガス機器の交換。売り上げの割合はそれぞれが3割ずつ。件数の割合は、水回りが30％、外装が10％、ガス機器の交換が60％を占める。商圏は埼玉の川越市、坂戸市、比企郡小川町。千葉の佐倉市、千葉市、東金市だ。各地域に店舗を構え、合計6つの営業所をもつ。

グループの角栄ガスの顧客と密接な関係を長く継続している。主要顧客は、ガスを供給している約2万5000世帯。そこに対してOBフォローを徹底している。