ウスイホーム(神奈川県横須賀市)は、住宅の床下点検用に狭小空間点検ロボット「モーグル」を導入している。主に中古物件の売り主へ向けたサービス。

点検ロボット「モーグル」
従来の中古物件売買で検査項目に入っていなかった床下点検を、査定の無料オプションとして提供することで他社との差別化を図るのが狙い。 モーグルは高さ280mm、全長495mm、幅280mmでLED照明・CCDカメラ・キャタピラーを搭載。パソコンモニターを見ながらコントローラーでの遠隔操作で、人が入りにくい狭い空間をチェックできる。
パソコンとテレビを接続することで、配管の状況や基礎部分のひび割れ、シロアリ被害の有無などを家主と一緒にリアルタイムで確認することも可能。建設部の社員が同行するので、床下の状態や必要な改修について、点検しながら家主に説明することもできる。
点検映像をデータとして保存し、それを購入検討者に見せるといったことも。「他社との差別化を図るために真っ先に導入を決めました。神奈川県では弊社が初。中古物件売買だけではなく、リフォームの受注にもつなげることができると考えています」(海沼仁取締役)

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