買取再販、リフォーム、解体の3事業を手掛けるノーブデンス(大阪府大阪市)は、採用と働きやすい環境づくりで売り上げを急激に伸ばしている。現在創業5年目で、2023年3月期の売上高は約2億、2024年3月期は約10億円、2025年3月期は15億2000万円だ。
4種の適正診断を実施
適正を重視して採用
事業別では、買取再販事業が売上高約9億6000万円。リフォーム事業は約4億円。不動産会社や工務店からの下請けが売上の3割、一般顧客向けが7割、年間工事件数80件を手掛ける。平均単価は500万円。解体事業は約1億6000万円で、戸建てやアパートを対象に年間50件ほどの実績がある。
業績好調の要因の1つが人材だ。同社の現在の社員数は29人。営業職8人、施工管理職5人、施工管理補助2人、財務戦略2人、社長室2人、そのほか管理部門などで構成される。平均年齢は約28歳。採用では自社にマッチした人材の確保に注力しており、山住広大社長は「得意なことしかしない」を掲げ、社員の適性を重視して採用している。
採用は会社説明会、4種の適性診断、複数回の面接を通じて行う。面接には社内のさまざまな部署の社員が加わり、多角的な視点から応募者を評価し、社風との相性を慎重に見極める。採用媒体にはミイダス、ハローワーク、インディードを活用。社員の紹介によるリファラル採用も多い。

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