リフォームやタイル工事、建材販売を行う山崎建材(福岡県北九州市)は、築40年の自社ビルをリノベーションした。同社はLIXILリフォームチェーンの顧客満足度ランキングで2年連続全国1位に輝く企業。

床や壁などをデザインタイルで施工した1階のショールーム
自社屋リノベーションの特徴はタイルを使ったデザイン施工だ。1階の店舗スペースの壁、床、柱にタイルを張った。また、2階にある会議室と多目的スペースのアクセント壁にはボーダータイルでデザインした。
「タイル工事に強みを持つ企業として、BtoB、BtoCの両方でPRできるショールームにしました。また、弊社が北九州1のタイル専門店を目指す企業、ということをスタッフにも実感してもらうことを意識しました」(山崎星児社長)
4月18、19日にはリニューアルパーティーを開催した。近隣から104組が来場。多目的スペースに設置したキッチンで行われた料理教室やタイルを使ったフォトフレーム作りなどが催された。
最も人気だった企画は、10組限定の「もっタイルない」。これは工事で余ったタイルを1組500円で好きな量を持ち帰ることができるというもの。今回は、1つ20キロの箱を30ケース分配布した。参加者には2トントラックを使って持ち帰った人もいた。
「今後は地域密着がテーマ。ショールームに来店して相談していただけるよう、近隣へのサービスを強化していこうと考えています」(山崎社長)

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