大型リノベの事例。「大型になると様変わりの度合いが大きく、仕事として面白い」と川野社長
リフォーム事業を手掛けるカワノ(大分県大分市)は、5年ほど前から大型改修に注力している。1500万円を超える案件を年間15件ほど手掛け、2025年7月期のリフォーム売上高は4億3000万円、新築が約1億円、その他を含めた全体では6億1000万円に達する見込みだ。
大型リノベ好調の要因は主に3つ。1つ目は、耐震工事への徹底したこだわりだ。2000年以前に建てられた木造住宅には必ず耐震診断を実施し、基準を満たさない場合は必ず補強工事を行う。耐震工事の平均単価は300万〜400万円で、壁の強化や筋交いの追加などが中心。大分市の補助金制度も活用し、今期だけで100件以上の診断を実施。そのうち約4割が実際の工事につながっている。

最新記事
この記事を読んだ方へのおすすめ
-
1660号(2025/08/11発行)1面
-
1660号(2025/08/11発行)4面
-
1660号(2025/08/11発行)20面
-
1660号(2025/08/11発行)2面
-
1660号(2025/08/11発行)1面