リフォームは顧客の要望を自在にかなえるフルオーダー対応が基本だ。しかし、使用する建材や設備があらかじめ決められて、自由度が低い「定額制」リフォームを重視する企業も増えている。どちらの提案を重視するか、5社の経営者に聞いた。
目次
自由さこそリノベの魅力
(スクールバス空間設計 田中将司社長)
フルオーダーで期待以上に
(ReMore 土下哲平社長)
どちらにも特化しない
(サン・リフォーム 中村壽秀社長)
10年前から定額制を採用
(groove agent 鰭沼悟社長)
フルオーダーは経験必要
(Beハウス 飯田髙社長)
スクールバス空間設計
自由さこそリノベの魅力
田中将司社長
定価制の導入も視野に
私は、リノベーションの魅力は全て自由に選べることなので、自由設計、フルオーダーが良いとは思います。お客さんが叶えたい家づくりを提供していくことが、リノベーションの良さでもあります。
実際にフルオーダーのリノベーションを求める方は多いですし、私どもはそれを謳って事業を伸ばしてきました。会社のベースでもあるので、そこは軸にしたいです。
ただ、ある程度リノベーション内容がパッケージ化され、決まっている方が会社も人も楽ではあります。ここ数年の建設費、材料費の高騰により、フルオーダーが金銭的に買えない人も増えています。そこは水回り製品を固定した定価制を導入することで期待に応えていきたいですね。
本社所在地 | :大阪府大阪市 |
---|---|
創業年 | :2017年 |
従業員数 | :105人(グループ合計) |
事業内容 | :リノベーション、不動産仲介・販売、カフェ事業等 |
会社全体売上高 | :22億1000万円 |
リフォーム売上高 | :17億3000万円 |
この記事の関連キーワード : Beハウス groove agent OPINION ReMore サン・リフォーム スクールバス空間設計 フルオーダー 定額制

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