【ショールーム研究vol.21】イズ、木目調×モノクロのシックなSR

• ゆったりとつくられた吹き抜けのDK空間
• マンションリフォームが多い地域なので、コンクリートに合う木目調キッチンを多めに展示している

Vol.21

イズ　北大阪ショールーム

（兵庫県川西市）

色や仕上げを統一して商品展示

イズ（大阪府大阪市）にとって、初の新築で建てたショールームで、北摂エリア進出の拠点と位置付けるのが、2024年11月オープンの北大阪ショールームだ。各メーカーの設備機器を、統一感を持って展示している点が秀逸である。

見やすさ重視で綺麗に展示されたユニットバス6台

片側3車線の兵庫県道13号線沿い、ホームセンターや大型家具ショップ、車の販売店、飲食店が並ぶ好立地。ここに、イズにとって初となる北摂エリアのショールームがある。

建物は2階建てで、1階が192平米のショールーム、2階が211平米の事務所になる。木目調の箱にブラックの箱を乗せたようなスタイリッシュな外観だ。「エントランス以外は窓も小さめで、住宅に近いデザインです」と特別プロジェクト推進室の和田紘俊氏は話す。その理由は、最近の来店者のほとんどが予約客で、飛び込み客が少ないからだ。人を呼び込む開放性は不要と判断し、中の空間を成立させることに重きを置いた。実際に、チラシやネット、CMで集客したオープンイベントには、100人近くの予約客が訪れた。