補助金支援と、20社近くの工務店のイベントで集客する地元流通店

建築資材の販売から施工、プレカットまで手掛ける七保（山梨県甲府市）は、地元工務店の新築、リフォーム受注増加に向けた支援を強化している。約150社の工務店を対象に、補助金サポートや土地探しといった実務的な取り組みをはじめ、法改正やリフォーム受注に向けたセミナー、工務店やメーカーを集めた合同フェアの開催している。

県内150社の工務店を支援
合同フェア、セミナーを開催

2日で1800人集客

同社は1947年に創業し、従業員数は約80人。建築資材の販売から施工、中大規模木造、さらには不動産売買仲介・リフォームまで幅広い事業を展開する。前期売上高は100億円弱で、販売と工事で半分ずつ。建材・住設機器・プレカットなどの販売先は県内の工務店・ビルダーが中心で、取引先は約150社にのぼる。工事部門は新築が売上の約7割、リフォームが約3割を占め、元請け・下請け両方を担う。