「人も商品も変えずに売り上げを伸ばすには、非営業スタッフも含め、全員が接客と提案で最低65点以上取れるようになることが大切です」と話すのは、接客営業のコンサルティング業務を行うビジネスマナー研究所(東京都中央区)の藤村純子社長だ。
会社経営において、藤村社長が重要視するのはリピート受注の確保。そして、そのために必要なのが、会社全体で接客・提案できる体制をつくることだ。これは規模が小さな会社ほど効果が大きい。電話対応を行う事務員や、現場に出る施工管理担当、職人がユーザーに対して接客・提案を行い、受注のチャンスを広げることで、少数の営業担当者に会社の売り上げが左右されることを防ぐことができるからだ。
個別のコンサルティングの他に主に2つのセミナーを開催している。
1つは、ユーザーに求められる言葉遣いや表情、振る舞いといった具体的な技術を身に付け、自分の会社に接客ノウハウを根付かせる人材を育成する「期待塾」。
もう1つは、効果的に会社全体の接客力を高めるためのオリジナル接客マニュアルを作成する「先読塾」だ。

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