子育て世代のリフォーム
~リフォームセールスマガジン11月号~
子供がすくすくと育つような住まいづくりのポイントとは?子育て世代のリフォームを得意とする設計士たちに聞きました。
エキップ 伊達宏晶 代表
「子供が個室を必要とするのは、10年くらいです。都内の住宅事情を考えるとわざわざ子供部屋を設けるのではなく、子供が巣立った後も夫婦がスペースを無駄なく活用し楽しく過ごせるようなプランを提案しています」(伊達宏晶代表)
子供がまだ小さいうちは、家族とのコミュニケーションを重視し大きなリビングに子供が遊ぶスペースを用意。後々壁で仕切り個人部屋として使えるよう建築的な配慮をしておく。家族や子供の成長に合わせたプランで子育て世代から支持を得ている。
リビングと一体化するキッズスペース
まだ子供が小さいうちは、リビングの一角におもちゃを思う存分広げて遊べるキッズスペースを。思春期になりプライベートなスペースが必要になったり、受験勉強が必要になったりする頃には、周囲の音が気にならないように、壁やドアに防音性を持たせることも可能。子供が独立した後の部屋は、ホームシアターとして活用することもできる。
ステージ上になっている遊びスペースやボルダリングは、子供が上下に移動でき、様々な高さの目線から楽しめる。カラフルな棚はスライド式。棚に対して扉が半分の枚数なので見せる収納と隠す収納を使いわけながら、ぬいぐるみやおもちゃを片付けられる。
Style&Deco 谷島香奈子代表
小学生と中学生のお子さんがいる40代共働き夫婦のマンションリノベ事例。パントリーのあるキッチン、広々とした家事室で家の中は常にすっきり。各所に収納スペースも設け仕事を持つ奥さんの家事負担を軽減する工夫を詰め込んだ。また扉を引戸にした開放的な子供部屋、親子で一緒に勉強できるスタディールームなど、子供を孤立させたくないという夫婦の願いを叶えたリノベ事例となった。
共働き夫婦の願いを叶えた子育てリフォーム
玄関を入って右手にあるのが唯一の子供部屋。子供を孤立させたくないという夫婦の要望で扉を引戸に。開いた状態にしていても邪魔にならず常に開放的な空間に。また廊下とリビングの境界には扉を設けていないため空間が分断されず、子供が部屋にいてもお互いの気配を感じられる。
子供部屋のリフォーム事例集
子供たちが喜ぶアイデアリフォーム事例を紹介!思う存分遊べ、楽しく勉強でき、伸び伸び過ごせる工夫が施されている。
雲梯やぶらんこがある部屋
≪横田満康建築研究所(本社・京都府)≫
押入れを利用して秘密基地に
≪エキップ(東京都港区)≫
この他にももっと事例が満載!続きはリフォームセールスマガジン11月号で!
リフォームセールスマガジン
2016年11月号
【特集】現場の段取り
段取り名人たちが事前準備のコツを伝授!
≪Pick up!≫子育て世代のリフォーム
≪Pick up!≫キッチンカウンターのトレンド
≪連載≫レンジフードの機能を徹底比較
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