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東京、大阪、名古屋、福岡に拠点を持ち、前期250戸の中古再生マンションを販売したホームネット(東京都中野区)。今期300戸超の販売を見込む同社の濱中雄大社長に、物件の特徴や戦略を聞いた。
家具・家電・日用雑貨まで揃った「FURVAL」シリーズ
ソフト面を重視
「どうやっても中古は中古。そのままでは新築には勝てません。そのため、家具付きでの販売やアフターサービスといったソフト面にも力を入れています」と濱中雄大社長は話す。
同社のメーンブランド「FURVAL(ファーバル)シリーズ」の特徴は、家具、家電、さらに食器や調理器具などの日用雑貨までセットで販売しているということ。家具はニトリとキイパーソン、家電はヤマダ電機と提携。
設備にもこだわっており、キッチンにはクリナップの「KT」、バスはTOTOの「RDシリーズ」、洗面化粧台はLIXILの「Piara」を使用。床材には大建工業の「MYフロア」を、ドアにはアイカ工業のものを採用している。
同ブランドのターゲット層は、年収400万~500万円ほどのファミリー層。そのため、販売価格は3000万円以下が中心。
「住宅の購入に手いっぱいで、家具や家電、雑貨にまで手が回らない方は多いので、住宅ローンに一式をまとめられる『FURVAL』は好評です。大阪での反響が特に良かった。一方で、3000万円を超えるような物件を購入されるお客様は、ご自分で家具を考えたいという方も多いので、対象物件をある程度絞っています」(濱中社長)
また、10月にはMUJI HOUSE(東京都豊島区)と提携。リノベーションマンション「MUJI INFILL 0」の販売を開始した。こちらは、「FURVAL」と異なる価格帯の4000万円~4500万ほどで販売していく。
「全国には12万人もの『ムジラー』がいると言われています。高い認知度を持つブランドとコラボすることで、物件の価値をより高めていきたい」(濱中社長)
「無印良品」とコラボした「MUJI INFILL 0」も販売開始

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