リクルートホールディングス(東京都千代田区)は12月13日、8領域における2017年のトレンド予測を発表した。
住宅トレンドでは、SUUMOの池本洋一編集長が登壇。「リビ充家族」がトレンドになると予測した。これは、広くスペースを取り、充実した時間を過ごせるリビングを持つ住宅に住む家族のことだ。
「リビ充家族」が流行すると考えられる理由は3つ。1つは、リビングで勉強する子どもの増加。2つ目が、以前に比べて、リビングで電話をしたりスマホを操作する高校生が増加したこと。3つ目が、広く取ったリビングをセパレートする「1畳ハウス」「リビング学習用デスク」など、後から設置できるパーツが続々登場している点だ。
リクルート住まいカンパニーの調査では、住宅選びで妥協したくないポイントのトップに「リビング・ダイニングの広さ」を挙げた消費者が68.2%で、他の項目を圧倒。リビングに充実感を求める高いニーズがあることが分かったという。
「リビングを最大に広げて、空間を共有しつつも、各々が好きに充実した時間を過ごす『リビ充家族』に注目です」(池本編集長)
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