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2016年度グッドデザイン賞金賞を受賞した「ホシノタニ団地」をはじめ、様々なエリアリノベーションを手掛けてきたブルースタジオ(東京都中野区)。同社の最新プロジェクトを紹介する。
駐車場を"コモンガーデン"にコンバージョン。
公共の公園では見られないような施設を用意。ここでしかできない遊びを提供することでコミュニティの形成を促している
エリア価値アップを図る賃貸リノベ
同社が新たなリノベーション賃貸住宅として3月に完成させた「ル・シュバル」。西武池袋線東久留米駅から徒歩15分に位置する、築27年、総戸数12戸、専有面積58平米の賃貸マンションだ。
「単なる資産運用ではなく、まちの価値を高めることで、最終的に賃貸住宅の資産的価値を高めることを目指しています」と大島芳彦専務取締役は話す。
今回、エリア価値アップの主役となるのは、駐車場だった土地を利用して設けたコモンガーデンだ。
ワークショップで地域住民と交流
これは、地域の人々が誰でも利用できる私設公園。子供たちが自由に落書きを楽しめる「らくがき広場」や菜園、シンボルツリーとなるモミの木を用意。さらに、地域の人たちとのワークショップを通じて、芝生の植え付けや小屋の製作を行った。

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