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《キッチン空間アイデアコンテスト・暮らしが変わるキッチンリフォーム部門賞》YONG architecture studio、「空き店舗をシェアキッチンに」
1353号 (2019/03/18発行) 13面
1月23日、インテリア産業協会(東京都新宿区)が主催する平成30年度「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」と「キッチン空間アイデアコンテスト」の入賞作品が決定した。それぞれのコンテストの受賞作品を紹介する。
キッチン空間アイデアコンテスト
《「暮らしが変わるキッチンリフォーム」部門賞》
「地域を育むセカンドキッチン」
YONG architecture studio
空き店舗をシェアキッチンに
相鉄線西横浜駅から徒歩10分。ノスタルジックな雰囲気のある藤棚商店街の真ん中に、鮮やかな黄色いのれんが揺れる。築40年の空き店舗を再生したシェアキッチン「藤棚デパートメント」だ。食のチャレンジショップとしても機能する同店を取材した。
鮮やかな黄色いのれんがトレードマーク。
「商店街にはない色を取り入れることで、皆さんが振り向くような場所を作りました」(永田社長)
隣町のパン屋が出店
同店は、日替わりカフェや料理教室を開けるシェアキッチン、ワークショップなどのイベントに利用できる地域のコミュニティースペースだ。シェアキッチンは1時間あたり平日1000円、土日祝1300円で利用が可能。将来的にカフェなどの開業をしたい人向けのチャレンジショップとして機能する。
2月には隣町にある天然酵母パン屋「パーネディトゥッティ」が出店。商店街にあるかまぼこ屋とコラボレーションしたバインミーサンドイッチなどさまざまなパンが販売され、多くの地域住民が買い求めた。
永田賢一郎社長は「商店街の中にあるので、利用者はすぐに食材を調達できるし商店街のことを知ることができます」と話す。
この記事の関連キーワード : インテリア産業協会 キッチン空間アイデアコンテスト シェアキッチン 中古住宅・リノベーション 空き店舗

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