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《住まいのインテリアコーディネーションコンテスト・リフォーム部門賞》ハルインテリアディレクションズ、「和の意匠と暮らすリノベーション」

《住まいのインテリアコーディネーションコンテスト・リフォーム部門賞》ハルインテリアディレクションズ、「和の意匠と暮らすリノベーション」

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 1月23日、インテリア産業協会(東京都新宿区)が主催する平成30年度「住まいのインテリアコーディネーションコンテスト」と「キッチン空間アイデアコンテスト」の入賞作品が決定した。それぞれのコンテストの受賞作品を紹介する。

絆を深めるリノベーション事例が受賞 その1

住まいのインテリアコーディネーションコンテスト 《リフォーム部門賞》

「和の意匠と暮らすリノベーション」

ハルインテリアディレクションズ

襖紙出迎える和モダン空間

 築14年のマンションがリノベーションされ、和の雰囲気が漂う部屋が誕生した。手がけたのはハルインテリアディレクションズ(東京都千代田区)だ。伝統的なデザインを取り入れた同物件について取材した。

ハルインテリアディレクションズ 全く使っていなかったサンルームはリビングと一体化して広い空間を実現全く使っていなかったサンルームはリビングと一体化して広い空間を実現

雲母入り襖紙でもてなし

 まず玄関を開けると、木版の襖紙を太鼓ばりにした吊り収納が訪れた者をもてなす。襖紙には華やかな雲母が入っており、和モダンの雰囲気を楽しむことができる。ダイニングには、フルオーダーしたキッチンが佇んでおり、深い苔色の面材と赤銅光琳梅の引き手が上品だ。リビングから寝室への扉には、東京松屋にオーダーした蔦柄の手摺りの襖紙を採用し、合わせたかなぐやの真鍮の引き手や六角形が和の趣を醸し出している。

玄関を開けると木版の襖紙を太鼓ばりにした吊り収納が客をもてなす。襖紙には華やかな雲母が入っており、和モダンの雰囲気を楽しむことができる

 「お施主様がお持ちの水屋箪笥や李朝家具、和食器などを見て、和の雰囲気がしっくりくると推測。伝統的なデザインを取り入れることで、マンションでありながら和を感じられる個性的で質感の良い空間へと仕上げました」(辻千春社長)

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