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キャムパークハウス
自ら賃貸を改装して、入居率を改善させたユニークなオーナーがいる。神奈川県川崎市内で5棟66戸を管理し、キャムという会社も切り盛りする越水隆裕氏だ。現在、入居率が98%を超える。しかし、5年前にはひと月に16戸で退去者が出るなど、とても順風満帆とはいえない過去があった。越水氏はどうやって入居者増につなげたのか。物件の1つ「キャムパークハウス」を中心にその取り組みを取材した。
玄関入ってすぐに飛び込むカラフルさが特徴的だ
越水隆裕氏
100人中1人に刺さるリフォームを
越水氏の持つ物件は、現在、66部屋中65部屋に入居者がついている。 どれも築21年から36年と、中古にくくられるものだ。越水氏がリフォームで最も意識することは、100人中1人に間違いなく刺さる部屋。 カラーコーディネートにこだわった部屋に仕上げる。 費用は家賃3カ月分をイメージしてリフォームする。
例えば、築58年で50平米の物件。 入ってすぐに色づかいの豊富さに気づく。壁は米国製の塗料ベンジャミンムーアを施し、部屋の1面を水色や青色、紫色などでカラフルな仕上げに。 全部屋合わせて6色ほど使用している。
壁面すべてが異なる色に塗り上げられている。賃貸ではなかなか見られない内装だ

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