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廃店舗をリノベで復活
山梨県甲府市内の廃店舗を、地元のさまざまな業種が集まった住まいのプロ集団「ゆたかな不動産」がリノベーションし、ショールームにした。それが「studio pellet(スタジオペレット)」だ。ショールーム機能だけでなく、オフィスやカフェも兼ね備えている「シェアショールーム」となっている。
上:中央には県産材でできた長机を用意し、仕事や打ち合わせに関係なく利用できる
下:長机ではオフィスを超えた交流も盛んだ
カフェだけでも利用可、ワークショップも
このショールーム最大の特徴は、ショールームとオフィス、カフェなどが1つの建物に集約されている点だ。
中に入ると広がるのは、中心に置いてある長机と木で区分けされたオフィス。これらを区切る木は、地元産のヒノキ材だ。共有スペースを広くして、コーヒーだけ飲んだり、打ち合わせにも使える。
左:ドアを設けず開放感を出している
右:オフィス入り口には本棚があり、それぞれの個性が出る仕掛け。ドアと本棚は全く同じサイズで、開いても違和感がない設計だ
「各オフィスのブースをディスプレーとして見られるようにしました。ペレットストーブのショールームがあるので、木を使いたかった」(PRIME KOFU 鯉淵崇臣代表)
実は、扉と本棚が同じ大きさ、幅になっているので、横にスライドし開放しても扉が気にならない。「緩やかにつながる度合が重要。カーテンで仕切ることもでき、状況に応じた使い方が可能です」(丸正渡邊工務所 和田邦裕氏)
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