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ソニーが目指す次世代の「スマートホーム」

ソニーが目指す次世代の「スマートホーム」

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見守りや家電の操作はもちろん、清掃業者をリモート解錠で迎え入れも

 アマゾンエコーやグーグルホームのようなAIスピーカーが家庭の中に少しずつ取り入れられ始めている。実は今、そのようなスマート機器を組み合わせて「住宅のスマート化」を実現するサービスが次々と登場してきている。中でもソニーは先行する事業者とは異なる切り口で顧客数拡大を狙っている。

ソニーネットワークコミュニケーションズ さまざまなIoT機器で「MANOMA」サービスを実現するさまざまなIoT機器で「MANOMA」サービスを実現する

KDDI、パナなど参入

 「スマートホーム業界にはまだ覇者がいないので後追い参入でもチャンスはある」。こう話すのはソニーグループで通信事業などを手掛けるソニーネットワークコミュニケーションズ(東京都品川区)のIoT事業部スマートホームサービス部の木村真也部長。同社では3年ほど前からスマートホームに関するサービスを手掛けており、現在「MANOMA( マノマ)」というサービスを展開している。

 スマートホーム市場はさまざまな事業者が参入しており、先行しているのは「au HOME」を展開するKDDIや、ケーブルテレビ事業のイッツ・コミュニケーションズ。メーカー系では、パナソニックなどがある。

 ソニーの「MANOMA」では複数のIoT機器を住宅に導入。例えば、小型サイズの「室内コミュニケーションカメラ」。これを住宅内に設置することでスマートフォンを通じて室内の見守りができる。他社でもこのような見守りカメラは発売しているが、同社の場合、帰宅を検知すると自動でカメラのシャッターが閉じる機能があり、プライバシー配慮の設計になっている。

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