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トレンドキーワード・借り上げ再生 (1)
古くて入居者が付かない物件を一度借り上げて、リノベーション後に貸し出すというビジネスが広がっている。空き賃貸から、稼働率が落ちたビルまでさまざま。今回は2社の事例を特集する。
【リポート/金子裕介、小松智行】
オーナーの負担ゼロで物件を再生・転貸
空室賃貸をリノベーションし次々に人気物件に蘇らせているのがルーヴィス(神奈川県横浜市)。同社は改修工事の設計、施工を手掛ける会社だが、4年ほど前に「カリアゲ」というサービスを開始。このサービスは主に入居者が付かずに困る賃貸物件を対象に空室改善のための改修を提供する。
「永福町の家」は築50年超の木造賃貸
最大の特徴は「借り上げ再生」。同社はオーナーに賃料を払って物件を借り、リノベ後に転貸する。転貸して得られる賃料が同社の収益になるというモデルだ。改修費は同社が持つため、オーナーの費用負担はなし。さらに、同社が借り上げるため、入居者が付かなくてもオーナーには毎月家賃が振り込まれる。オーナーは空き家となった賃貸を同社に貸し出すだけで、お金を生む優良物件へと変えてもらえるという点が人気で、既に50件ほどの実績がある。

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