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旧保母寮をコンバージョン
東京都足立区が所有していた旧保母寮1階が、本に囲まれたシェアハウス「読む団地」にコンバージョンされた。UR都市機構(神奈川県横浜市)の所有する団地を中心にリフォームを手掛ける、日本総合住生活(東京都千代田区)が施工。本に囲まれた空間になっており、近隣住民に開けた場に変わった。
左:部屋の仕切りを取り払い、約90平米もある広々とした空間になった
右:入り口近くにはコンセプトマークが展示されている
無垢材の床とコンクリート壁
この物件は、足立区内にある大谷田団地の1つ。1980年前後に建てられたもので、14階のうち1階だけを足立区が所有し、保母寮として使用していた。2階から上は通常の賃貸物件だ。
このリノベーションでは、「読む団地」という名前の通り、本に囲まれた空間が生かされているのが特徴だ。
入り口から入ってすぐの共用リビングは、床が無垢材になっており、造作の木の本棚が置かれている。ダクトや天井のコンクリートはむき出しになっており、白壁と相まってインダストリアル調になっている。リビングの奥にはコの字型のキッチンも設置され、住人同士での利用が可能だ。

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