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森と自然の保育園SORA
1階の空きテナントを保育園にリノベーションした事例、それが「森と自然の保育園SORA」(神奈川県横浜市)だ。床には無垢材を張り、親が寛ぐスペースも設けるなど、親子が安心できる場所になった。設計、監理を行ったのは、ピークスタジオ(同川崎市)。昨年のキッズデザイン賞を受賞した注目事例を紹介する。
元々あったフィックス窓を取り外し、自由に開閉できるようにした
右下:藤木共同代表が担当したロゴマーク。子供たちはもちろん親にも人気だ
無垢杉の床に、木を薄くした壁紙
190平米にもなるRC3階建てマンション1階を改装したこの保育園には、現在0~2歳の園児を中心に16人(2月末時点)在籍している。
真ん中にある柱を活用し、模様の違う壁紙を張って空間を緩く分けている
リノベーションの一番の特徴は、全体的に木を感じられるデザインと子供、大人とも安心できる設計の点だ。保育室約76平米の床一面に張られた杉は、子供が転んでも痛くないというメリットがある。
土間と保育室の段差は250mmあり、子供が通る玄関側は2段に分けて、親や先生がいられる地域交流スペースは1段になっている。
内装の床は、無垢の杉材をふんだんに活用しており、子供が転んでもいたくない
内装の壁には、不燃の木を薄くスライスした壁紙を採用。建物内の柱にも張られ、床も壁も木を感じられる。本物の木を使用しているので、若干の模様差が出ている。
この記事の関連キーワード : キッズデザイン賞 ピークスタジオ リノベーション 中古住宅・リノベーション 保育園

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