川端工務店、自宅をリノベ・モデルルーム化

リフォームの可能性伝える

徳島県を地盤に新築やリノベーションを手掛ける川端工務店（徳島市）が、9月に新たにモデルルームを構えた。そのモデルルームはなんと自宅。下の階にはDIYショップもオープンするなど、ユニークな店舗に注目が集まっている。なぜ、このような店舗をオープンしたのだろうか。

【リポート／編集部　高田遥介】

モデルルームでもある自宅内

表し、塗装...アイデア宝庫

今回、移転してリニューアルオープンした店舗は、各フロア140平米ある3階建ての古ビル。かつて2階を賃貸住宅、3階を貸しオフィスとして使用していた物件を、フルリノベーションした。

特筆すべきは、3階のオフィスを自宅にして、モデルルームとして公開していることだ。3階は同社代表の川端和紀氏とインテリアコーディネーターを務める妻の源麻衣子氏が住み、リアルな暮らしを見てもらう仕組みだ。

住宅には、リノベーションの魅力、可能性を伝える仕掛けを施した。まず、壁。壁はクロス、OSB合板張り、コンクリートにペンキを塗った仕上げなどさまざまなリノベーションアイデアを取り入れている。