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中古+リフォームを軸に、リフォーム売上高2億円を超えるリノベース(山形県山形市)は、プラン作成の前に予算をしっかりと決めることで、最適なプランを提案する差別化戦略を図っている。
ファイナンシャルプラン必ず実施
インスペクション調査表も作成
実際に使用するインスペクション調査表
「老後資金、教育資金を抜いたものが住宅資金だと思います。プランの前にいつどこにどれだけお金がかかるかのファイナンシャルプランを必ず実施します。一番大事なのは長く快適に住むこと。壊すことにお金がかかることや、屋根、壁の改修が大事だと意識するお客様は少ないので、プロとして伝えます」(須佐健建築事業部次長)
また、最初からリフォームを提案するわけではない。プラン前に4つの選択肢を提案する。4つとは、新築注文住宅(自由設計)、建売住宅、リフォーム済み中古住宅、中古戸建て+リノベーション。
「お客様からヒアリングをする中で、どれがベストか決めます。場合によっては、5つ目の選択肢として今は買わない、建てない選択をご提案することもあります。業者としては仕事にならない選択肢になりますが、逆にお客様からの信頼は増します」
プランの元となるヒアリング内容は、家族構成・現在のライフスタイル、そして予算。プランについては、家族構成が変わることを前提に可変性のある間取りを提案する。
この記事の関連キーワード : インスペクション ファイナンシャルプラン プランニング リノベース 実態調査

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