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間取りやデザインにこだわり、高単価なリノベーションを手掛けるのが遊(兵庫県神戸市)だ。2023年12月期の売上高は3億2000万円を記録した。同社はアートリフォーム(大阪府大阪市)の子会社。17人のデザイナーと業務提携し、顧客のさまざまなニーズに対応している。
デザイナーは17人
造作で空間を有効活用する開放的な住まいを提案した
同社は純金融資産保有額が5000万円以上1億円未満の世帯の準富裕層(野村総合研究所の定義による)をターゲットにしたリノベーション会社だ。リノベの中心価格帯は約2500万円。OB顧客のメンテナンスにも対応し、年間の工事件数は約60件。兵庫、大阪、名古屋、東京、横浜に拠点を置く。
準富裕層のニーズに応えるのは、業務提携している17人のデザイナーだ。デザイナーはプランニングが強みだが、それぞれ得意分野が異なり、顧客のさまざまなニーズに対応できる。「アドバイザー」と呼ばれるディレクターの役割を持つ社員が、人柄やデザイン、エリアなどの要素を考慮して顧客とデザイナーをマッチングする。大本哲也社長は「デザイナーが多いためお客様に合わせたご提案ができ、満足度につながっています」と語る。

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