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空き家となった社員寮や大学生向け寮を1棟丸ごとリノベーションし、独自の運営システムで入居率80%以上を実現しているのが、グッドルーム(東京都渋谷区)である。2024年6月にフルオープンした京王線「国領」駅徒歩3分の「goodroomresi-dence調布国領」を訪ねた。
寮の中にサウナを設置
地域に開かれた物件
ロウリュのある本格的なサウナ
無印良品が物件デザインの監修に入り、小物のほか、デスク等に使用したシナ合板など素材についても選んだ
立地の良さが魅力の学生向け寮だった本物件だが、コロナ禍で退去者が相次いだ。空き家となって約1年が過ぎたタイミングで、空室対策リノベを行うグッドルームに相談があったという。条件は物件ごとに変わるが、本物件ではオーナーはそのままに、リノベーション費用はグッドルーム負担で行うこととなった。管理・運営もグッドルームが行い、賃料で改修費は回収をしていく。
物件は3階建てで、1階は全て共有スペースとなっている。エントランスの正面にはギャラリー、右手に近隣住民も利用できるカフェがある。また、入居者以外も都度払いで入れる、サウナ付き大浴場があるのが特徴だ。入居者のみが顔認証で出入りできる1階最奥には、男女別シャワーブース、シェアキッチン、ワークラウンジがある。
「個室が狭くても共有スペースが充実していれば広さを感じられます。私自身しばらく入居し、2LDKぐらいの感覚でいられました」と広報担当の岩田梨沙氏は話す。

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