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アルティザン建築工房(北海道札幌市)はリノベーション住宅の完成見学会を毎月2回のペースで開催する。見学会の名称は「アルティザンカフェ」。3月8日、石狩市で行われた見学会に満員となる18組49人が訪れた。
3月8日、会場となった石狩市の物件
会場となった住宅は築37年の木造2階建て。延べ床面積107.3平米。施主は30代夫婦の2人暮らし。リノベの内容は、性能面では長期優良リフォームのS 基準を満たすもの。加えて、いかに住みやすくするかをポイントに、リビングを12畳から17畳に拡大し、天井を吹き抜けにして採光し、明るくした。総工事費用は1650万円。
見学会の来場者は20~40代の一次取得を検討する夫婦が中心。現在のアパート暮らしから、利便性を維持しつつ「寒い」・「狭い」を解決したいと希望する人が多い。そこで見学会に参加して相談、というのが同社の集客の主な流れになっている。
リノベーションの説明を受ける来場者
「会場の施主も過去に見学会に参加された方。当社スタッフとともに物件探しから行い、資金計画、工事内容が望む通りになるか検討を重ねながらプランを進めています」(新谷孝秀社長)
同社の年間リノベ件数は平均30件。客単価のボリュームゾーンは1300万~1700万円。同社の今期リフォーム売上高は5億5,000万円の見込み。

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