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ユニバーサルスペース、介護リフォーム年5000件

ユニバーサルスペース、介護リフォーム年5000件

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加盟100店にサポート強化

 「介護リフォーム本舗」のブランドでFCを展開するユニバーサルスペースが、加盟企業向けサポートの強化に乗り出す。同社は、来年をめどに提案、見積もりの新システムを開発する計画だ。現在の加盟店数は直営4店、FC26店。グループで年間約5億円の売り上げがある。向こう2年をめどに加盟100店を目標にしている同社は、新サービスの提供で加盟店の拡大を狙う。

1度の訪問で見積もり提出まで

 具体的には、1回の訪問時に現場で正式な図面と見積書を作成し、印刷して顧客に提出できるようにする、というもの。タブレットもしくはスマートフォン上で操作でき、画面の操作で図面の作成、仕様の確認、見積書の作成を行い、簡易プリンターと接続してその場で印刷できる内容にする計画だ。

 現在導入しているシステムでは、営業マンが現地で手書きの図面を作り、それをクラウド上に落とし込むと、本社の事務員がそれを正確な図面に起こし、積算をした上で見積書を作成している。この場合、見積書の提出には1日かかり、どうしても2度の訪問になってしまうのが時間のロスにつながっていた。

 同社は、直営で年間5000件もの介護リフォームを手掛けているが、平均単価は7~8万円と低額のため、営業活動における効率化の追求が日々求められていた。

 「手すり工事の場合、営業効率を高めないと高収益にはつながりません。他の事業者と比較しても現状で速い方だと思うのですが、可能な限り無駄を省いたシステムにして、加盟店に提供していきたい」(遠藤哉社長)

施工の全国ネットワーク構築目指す

 また、同社は全国の施工店ネットワークの構築にも乗り出す。従来は、収益化のために、手すり工事であれば営業マン自身が行うスキームで取り組んできた。これを外部の職人に依頼し、営業マンが工事に携わる時間の削減を図る。

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