近隣に手づくり石けんを配布
「塗装会社で日本でいちばん最初にランチェスターと騒ぎだしたのは、ウチだと思っています」と話すのは、三輪塗装(岐阜県関市・年商8億円)の三輪雄彦社長だ。同社は商圏を車で30分以内に絞り、店舗近隣の2万世帯から年160~200棟ほどを受注する。
足場解体など近隣挨拶の頻度は4回
そのため地域での知名度獲得に注力する。例えば近隣挨拶もそのチャンスの1つ。完工前だけでなく、高圧洗浄終了後や塗装工事途中、足場の解体前の4度にわたって行う。
その際には、予定日や社名、担当者名を入れた書面を渡すことを徹底する。「作業音が鳴り響くので、近隣配慮をしております。しっかりした会社だという印象を地元でもっていただくことが大事。引き合いは複合的な要因。さまざまな取り組みをしてきたことが、地元で長年続けられてきた理由です」と、三輪社長は打ち明ける。

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