足場会社のオーテクニック、事業領域拡大で年商13億円に

足場工事を主体とするオーテクニック（愛知県稲沢市）は近年、大規模修繕へと事業領域を拡大することで売上を伸ばす。2026年3月期の売上高は前期比46％増となる19億円を目標に掲げる。2022年3月期の7億円から2024年3月期には11億円弱へと伸ばしており、現在は従業員数80人規模にまで拡大してきている。背景には過去2年で、本業の足場だけでなく大規模修繕や住宅リフォームといった建築工事にも事業を広げていることがある。

「足場だけではなく、建築工事も手掛けることで、人手不足に悩まれているお客様のニーズにより幅広く応えられるようになった。『全部任せたい』という声をいただくことが増えたのは大きな変化です」（小川功社長）