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「クリンスイ発表会」イベントレポート

2014年2月

「クリンスイ発表会」イベントレポート

東京国際フォーラム
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浄水器メーカーの三菱レイヨン・クリンスイ(東京都中央区)は家庭用浄水器の発売30周年を迎え、「クリンスイ2014発表会」を東京国際フォーラムにて開催。新製品の発表、「水」市場の歴史と今後を展望する展示もあり、多くの人で賑わった。

キッチンのスタイルに合わせたデザイン性重視のアンダーシンクタイプの展示キッチンのスタイルに合わせたデザイン性重視のアンダーシンクタイプの展示

10分の1~20分の1の低コスト、エコな浄水器

 「水」市場は、震災を境に一段と注目され、需要が拡大。

 同社の島田勝彦社長は、「ミネラルウォーターやウォーターサーバーに比べると、浄水器は、10分の1~20分の1ほどの低コストです。カートリッジ1つで、2リットルのペットボトル450本分をろ過できます。ゴミの量も格段に少なく、エコでもあります」と、浄水器の強みをアピール。「経済性からも、ぜひ浄水器を見直してほしい」と説明した。  

最新型は「本体を清潔に」「片手で使える」

 4月に新発売される蛇口直結型浄水器には、本体を清潔に保つための「汚れ防止コート」を搭載。

 1月に発売した片手で給水できるポット型浄水器は、料理をしながら使いやすいよう工夫した。いずれも、主婦層をターゲットに訴求していく。

 なお、クリンスイは、浄水器市場において、蛇口直結型では30%、アンダーシンク型80%、スパウトインタイプで30%のシェアを占める。売り上げは、2009年と比べた場合、2013年は30%アップした。2015年には、70%アップを目指すという。

新製品の使いやすさを追求したポット型浄水器「クリンスイCP025」新製品の使いやすさを追求したポット型浄水器「クリンスイCP025」

もっと水道水を使おう

島田勝彦代表取締役社長

 「水」で世界中の人にwaku-wakuを。環境問題や快適性にこだわった提案をしていくことで、安全安心の水を世界に提供したいと考えています。これからも身近な水にこだわっていきます。
 日本の水が安定しているのは、水道水が多額の経費を使って浄水されているためです。今この水道水をもっと使おうという動きがあります。ぜひ浄水器の良さを知っていただき、水道水をもっと使ってほしいと思います。

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